チャンスを活かし、周囲のサポートを受け成長!
常に学び、挑戦することでキリングループの事業に貢献する
キリングループ出向中
梅澤 健一さん
文系 1999年入社
キリングループ出向中
梅澤 健一さん
文系 1999年入社
キリンホールディングス情報戦略部へ出向し、BRM(ビジネスリレーションシップマネージメント)を担当しています。事業会社と情報部門のリレーションシップ機能を担い、最適なソリューションを提案することで事業の戦略課題の解決に取り組みます。
就職活動をしていた頃は、社会人になるのを機に今まで経験をしたことがない新しい挑戦をしたいと考えていました。そのなかで、これからはITがビジネスを変えていくはずと考え、IT業界を中心に就職活動を行いました。そして、祖父が大好きだったキリンビールのIT会社として、キリンビジネスシステム(以下、KBS)が存在するのを知り興味を持ちました。
家族の楽しい団らんの傍にはいつもキリン製品があったので、キリンというブランドに対する親しみがあり、それも入社を決めた理由の1つです。
入社後は、まずOA系システムやお客様対応システムの運用を担当しました。その後、グループ会社に駐在し、生産管理や品質管理、インフラなどのシステム運用、開発を担当し、後に同グループ会社のマーケティング部へ異動となり、Webサイト構築やWeb解析といったウェブマーケティングの業務に携わりました。
2009年にKBSに戻り、マーケティング支援、Web共通基盤のシステム運用を経て、プロジェクトマネージャーとして、Webサイトコンテンツ管理ツール、Web会員システム・営業活動支援システム(SFA)・グループ内の事業会社統合のシステム開発を担当しました。そして2019年にはキリンホールディングス情報戦略部に出向し、BRM(ビジネスリレーションシップマネージメント)を担当するほか、KBSの新ビジョン策定プロジェクトにも参画していました。
これまでの業務で特に成長を実感できたのは、初めてのプロジェクトマネージャーを経験させていただいたシステム開発の業務です。
当時の私はシステム開発の経験がほとんどなかったのですが、プロジェクトマネージャーに抜擢されました。ある程度の自己学習はしていたので基礎的な知識はありましたが、実践となると机上とはまったく異なる難しさがあります。そのため、思うようにプロジェクトが進められず悩んでしまうことも少なくありませんでした。そんなときに当時の部長をはじめ周囲の方々が、マネジメントやシステム開発における実践のイロハを徹底的に教えてくださり、背中を押し続けてくれました。
それによって私自身も徹底的にやる覚悟を持って、愚直に学び・実践しながら着実に成果を積み上げていくことができました。我が子のようなシステムを無事リリースできた時には、達成感と共に大きな自信を得られたことを覚えています。
その次のシステム開発のプロジェクトでも結果を出すことができたことで、一過性のものでは無く、自分自身が着実に成長できていることを実感しました。この経験を通じて、マネジメントやシステム開発のスキルだけではなく、「そのプロジェクトに関与する人達とどう関わっていくか」といったことも学びました。これからも凡事徹底という言葉を忘れずに、チャレンジする姿勢で仕事に取り組みます。
仕事をする上で私が大切にしているのは、常にさまざまな知識を得ながら、自分や組織をいかに成長させていくか考え、実行していくことです。KBSはIT会社ですが、決してITのことだけ知っていれば良いというわけではありません。社外環境や事業の情報を自ら進んで取りに行き、事業課題を見極めながら、自ら考え、自分の言葉で語り、提案をしていくことも求められるわけです。
ITは日々進化していますので、いま手元にあるものだけでは勝負できません。だからこそ自分の領域だけでなく、幅広い範囲での情報収集や勉強を日常的に行うことを大切にしています。もちろん難しさを感じることもありますが、新しい価値創造を実現するためには必要なことだと思っていますので、これからも継続していきます。
KBSの魅力は、人財を大切にしてくれる会社であることです。研修制度等の支援が充実していて、やる気次第で成長のチャンスを得られます。私自身も制度を活用し、ITスキルだけに留まらず、経営戦略やマーケティング、財務会計といった基礎知識、ヒューマンスキル研修等を受講しました。さらに挑戦してみたい仕事を面談などでアピールすることで、上長も私のキャリアを考慮したうえで新しい挑戦の場を与えてくださいました。
また、上司や先輩、後輩との関係性が良いことも魅力の一つですね。誠実な方が多く、温かみを感じられる会社だと思います。私が成長してきた過程では常に、厳しくも温かい良き師や仲間との出会いが多くあり、仕事帰りは先輩・後輩関係なく飲みにいくなど、社内外問わずコミュニケーションをとる機会が多く、良い関係性を築けます。
KBSは、ワークライフバランスを保ちながら働ける環境も整っています。普段は本社で仕事をしていますが、資料作りなどで集中したいときには在宅勤務を利用しています。
Skypeでの会議をはじめ、場所に囚われず働ける環境も整えられていて、より生産性を上げて仕事ができる在宅勤務制度やフレックスの利用に、抵抗を感じる雰囲気はありません。
残業に関しては、全くないわけではありません。その代わり、強弱をしっかりとつけるよう調整をしながら、休めるときにはしっかり休みがとれる環境にもなっています。
経営職への興味を持つきっかけとなったのは、システム開発でプロジェクトマネージャーを経験したときです。個人の成果よりも、苦楽を共にする仲間やチームで成果を出すことや仲間の成長を感じた時の喜びの方がはるかに大きいことに気づきました。
また、社外の研究会や研修といった経営の基礎を学ぶ機会に恵まれたことで、経営に対する関心が高まっていき、ビジョン実現に向け、より大きな挑戦をするためにも自由裁量が大きくなる経営職になりたいという気持ちが芽生えました。それが現在の経営職を志した理由です。
経営職を担うことは簡単ではありませんが、自らの想いや意志で挑戦できる幅が広がった時や、メンバーやチームの成長を実感するとき、また、成果を上げてビジョンや目標の達成に貢献した時には、経営職としてのやりがいを強く感じますね。
共に働く仲間は一人ひとり個性が異なりますので、より高いパフォーマンスが出せるよう、しっかりとコミュニケーションをとり、向かい合いながらモチベーションを高めていかなければなりません。簡単ではないですが諸先輩方が私にしてくださったように、共に成長できる関係を築きながら、一人ひとりと向き合い個人や組織の成長につなげていくことにやりがいを感じます。
ビジョン実現やより大きな挑戦に取り組むうえでも、こういった「一人ひとりの成長、ひいては組織の成長に寄与する仕事」には語り切れない魅力がたくさん詰まっています。これからも共に働く仲間と向き合うことを大切にしながら、手を取り合って目標達成に向けたチャレンジを続けていきます。