フレックスや在宅勤務で育児と仕事を両立しつつも、
仕事の生産性は向上!
グループ共通システム
花田 晃子さん
理系 2004年入社
グループ共通システム
花田 晃子さん
理系 2004年入社
私が現在所属しているのは、グループ共通システムです。キリングループでは、統合パッケージSAPの導入を進めており、それに伴う、商品マスタ、得意先マスタ、銀行マスタなど、すべてのマスタを新しくつくり変える開発プロジェクトに携わっています。
入社を決断する上で最も大きかった理由は、面接のときに若手の意見を吸い上げてもらえるような風通しの良い会社と感じたことです。特に役員面接のとき、社長が熱心に私の話に耳を傾けていただいたことがとても嬉しかったです。
また、大学ではシステム制御工学を学びましたが、ジュースやお茶、ビールなどの飲み物が好きだったので、漠然と飲料関連の会社に入りたいとは思っていました。自分が好きな飲料関連かつ、大学で学んだITの知識も活かせているので入社を決めて良かったです。
入社後、1年目はプログラミングの基礎を学びながら、1つのシステムをつくり上げていく仕事を経験しました。 そして、2年目に、キリンビールとキリンビバレッジの営業部門が日常的に使用するシステムの運用・開発を行う部署に配属され、さらに2019年9月に現在の部署に異動しました。
このように2部署で仕事を経験しましたが、入社の決め手となった「風通しの良さ」は、どちらの部署でも実感しました。例えば、社員の意見を直接会社に伝えられる機会が多く設けられている点でもそれを感じ、経営について意見を述べることもできます。
また、会社には誠実な人が多いのですが、決して硬い雰囲気ではなく、とてもアットホームです。相談しやすい上司や先輩がいたり、周囲とも気軽にコミュニケーションが取れたりしますので、いつも和気あいあいとした雰囲気で仕事をしています。
キリンビジネスシステム(以下、KBS)に入社して以来、最も成長したと感じたのは、キリンビバレッジとキリンビバレッジバリューベンダーが合併する際、システム統合プロジェクトでPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の役割を与えられたときです。その仕事では、全体の取りまとめ役を担いました。
私は15年ほど営業系システムの運用・開発に携わってきたので、経理や物流、生産などの業務やシステムの知識はありませんでした。そのために最初は苦労しましたが、プロジェクトが進むにつれて会社全体の業務やシステムが理解できるようになり、取りまとめするのが、とても楽しくなっていったのを覚えています。
このPMOという経験を通して、それまでよりも一つ上の視点で考える癖がつき、「KBSにとって何が最適なのか」を前提に物事を判断できるようになりました。
KBSの新ビジョンにおいて私が特に注力すべきは、「多様性」であると考えています。私自身が育児をしながら在宅勤務やフレックス勤務を利用していますので、こうした働き方をもっと広げていきたいと考えています。
私の場合、2017年4月に育休から復帰したのですが、当初は入園できる保育園が遠距離の場所にしかなく、電車で送り迎えをする必要があったため、6時間の時短勤務をしていました。現在は自宅近くの保育園に入れたこともあり、7時間の時短勤務をしています。
さらに在宅勤務も週1回ほど利用しています。例えば、子供の用事がある時や、集中して資料を作成したい時などですが、通勤時間を省き時間を有効活用できるばかりか、心の余裕もできるので重宝しています。また、状況によってはフレックス勤務を利用することもありますが、保育園からの突然の呼び出しがあった際にも有休を使わずに早退できるので助かっています。このようなかたちで私が積極的に在宅勤務やフレックス勤務を利用すれば、周囲のお手本にもなり、自分の生活に合わせて働ける環境が自然と出来上がり、より働きやすいKBSになっていくと考えています。
仕事をする上で特に大切にしているのは、「人に寄り添った行動」「有言実行」「曖昧さの排除」の3つです。仕事をする上では、コミュニケーションが欠かせません。相手の意見を聞き、相手の立場に立って考え、良好な関係が築けるように努力しています。
信頼関係は「約束したことを守り誠実に対応をしていくこと」で築き上げていくものであり、その信頼関係こそが、仕事がスムーズに進むかどうかの決め手になると言っても過言ではありません。だからこそ、常に有言実行を心がけていますね。
そして、仕事でよく課題となるのが、曖昧な役割やシステムの仕様です。これらは曖昧なままだと大きなトラブルにもなりかねませんので、曖昧さをクリアできる働きかけを積極的に行っています。このような課題は、チーム間にて誰がどの業務を担当するかを調整する際などにもよく発生しますが、自らその間に入っていき、パイプ役として曖昧さをクリアしていくことが私の役割だと考えています。また、私自身、「風通しの良さ」に魅力を感じてKBSに入社しましたので、後輩や同僚の意見を積極的に聞きながら共に成長していけるようにあらゆる挑戦を続けていきたいです。